基本プレイ無料のバトロワFPS「APEX LEGENDS(エイペックス・レジェンド)」が2/5に配信されました!
めちゃくちゃ作り込まれた本気FPSゲームにも拘わらず一切宣伝されてなかった為「いつの間に配信されてたの?!」と驚いた方も多いでしょう。
というわけで当記事では、僕が実際に3時間程プレイしてみて気付いた「エイペックスが他のバトロワゲーと違う点」と、「エイペックスの残念な点」を紹介します!
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「エイペックス」はこんなゲーム!

迫りくる「リング(ハリケーン)」
「エイペックス」は、FPS制作のベテランが多数所属している「Respawn Entertainment(タイタンフォールシリーズ等を制作)」が手掛けたゲームで、タイタンフォールと共通の世界観を持っています。
PUBGやフォートナイト、そしてブラックアウトと同じく「最後の1チームになることが目的」のゲームです。
そしてエイペックスはそれらの「バトロワゲー」の中でも特に「チームワーク」が意識されたゲームデザインのようで、特に「レジェンド」というR6Sで言う「オペレーター」の概念が独特。
そしてその「レジェンド」の駆け引きを活かす為か、ソロモードが無く、3人一組のパーティーモードしか用意されていません。
またバトロワゲーでお馴染みの「ヘリ降下」も、「代表者(ジャンプマスター)」がランダムで一人選ばれ、そのプレイヤーが3人まとめて一か所に降下させるという仕様です。
全体的なプレイの感覚は「タイタンフォール」シリーズ同様キャラクターの挙動が非常にスピーディー。
とてもSFチックな動きをしてくれるため、操作していて気持ちが良いというのも特徴ですね。
「タイタンフォール」の更に未来という世界観ですが、「二段ジャンプ」「ウォールラン」そして「タイタン」などは一切登場しません。
しかし、「モザンビーク」「マスティフ」「ウィングマン」など、タイタンフォールで使われていた武器のいくつかは本作にも登場します。
基本プレイ無料!

最初から最後まで無料でプレイできます。
課金することで「ロックされたレジェンドの早期アンロック」「スキン・キャラクターボイスの追加」などがありますが、プレイヤー同士の実力差が付くようなものではありません。
だから無課金でも十分にゲームを楽しむことができます。
とにかく「カジュアル層」向けのバランス
まずプレイヤーの体力が非常に多く、基本的には即死しにくいゲーム性です。
それに加え、最も扱いやすいアサルトライフル系でマガジン総弾数が基本18発だったりと火力も低め。
更に「ダウン後」の体力もめちゃくちゃ多い(近接攻撃でも4回殴ってやっとキル確定)ので、今までのFPSに慣れ切った人には中々難しいかもしれません。
他のバトロワとはここが違う!
・「レジェンド」の概念
・降下の仕様が独特
・パーティーとの連携のしやすさが他のバトロワとは段違い
・死んだ仲間を復活させられる
「レジェンド」の概念

プレイヤーはゲーム開始直前に、現時点でトータル8人(初期で使用可能なのは6人)の「レジェンド」の中から一人を選択します。
パーティー内で同じレジェンドを選ぶことはできません。
その為「自分が選択したレジェンドでいかに味方をサポートするか」という戦略、立ち回りが必要になります。
8人の特徴は、こちらの記事でまとめています。
降下の仕様が独特

代表の一人が3人まとめて降下操作をする
バトロワと言えば「ヘリ降下」ですが、この時点でのオリジナリティも凄い。
今までのバトロワゲーの特徴として、野良で3人集まったようなチームだと、降下地点がバラけてゲームにならないというケースも稀にありました。
しかしエイペックスは、基本「3人1セットで同じ場所に強制降下する」というシステムです。
ランダムで「ジャンプマスター」が一人選別され、そのジャンプマスターが降下地点を選択し、パーティー全員のそこまでの誘導操作を一括して行います。
他プレイヤーはジャンプマスターに降下地点を提案したり、または独断で別地点に降りたりなども出来ますが、デフォルトで「みんな一緒の地点に降りる」というシステムになっているのは、野良でも非常にプレイしやすい点です。
パーティーとの連携のしやすさが他のバトロワとは段違い
先ほどの「ジャンプマスター」というシステムもそうですが、エイペックスはボイチャで繋がっていないプレイヤーとも連携が取りやすい。
というのも、「ピン(スポット)」が非常にスムーズに立てられるんです。
「ブラックアウト」では、全体マップを開かないとピンを立てることが出来ず、個人的にこれは不服な点でした。
しかしエイペックスでは、自分が今見ているポイントに自由にピンを立てることができます。(間違えて立てたらキャンセルも出来る!)
しかもダブルタップすると、ただのピンではなく「“敵がいた”の合図になる」などのように、簡単にそのピンに意味づけできます。
更に、「資材にエイムを合わせた状態でピンを立てたら“そこに〇〇がある”と味方に表示される」など、システム的な親切心もバツグン。
チーム連携で言えば、ピンだけじゃなく、味方が捨てたアイテムを拾うと「〇〇(アカウント名)に感謝する」というコマンドまで出現します。
定型文とは言え、このようにかなり簡単に味方とコミュニケーションが取れるようになっています。
死んだ仲間を復活させられる

リスポーンビーコンで死んだ仲間を復活させている
「ブラックアウト」では、仲間が死ぬとその後は生き残りだけで戦う必要があった為、序盤で死んだり、味方に死なれた場合は凄く萎えていました。
しかしエイペックスでは、特殊な手続きを踏むことで死んだ仲間を蘇生できます。
〇蘇生の手順
①死んだ仲間のバッグから「バナー」を拾う
②バナーを持ったプレイヤーが、マップの至る所に点在してる「リスポーンビーコン」に行く
③そこでアクションボタン長押しで復活。
リスポーンビーコンで復活中は数秒間無防備になりますが、このように仲間が完全に殺されても味方を蘇生するチャンスがある為、仲間が削られても萎えないというゲーム性です。
むしろ「復活させた時の達成感」こそ「APEX」の魅力と言えるでしょう。
だから途中で死んでも、出来るだけ途中抜けしないであげてくださいね。
「エイペックス」の良い点
その他の細かい良質ポイントをまとめます。
・スプリント中に全体マップを開くと、左スティックを離してもスプリントを維持してくれる。つまり走りながら全体マップを確認しやすい。
・最初の降下時、毎回ランダムで発生する「レアアイテムの発生ポイント」や「最初に物資を投下するポイント」が全体マップで分かるようになっている。だから激戦区がどこになるか分かりやすい。そして激戦区が毎回ランダムなのも嬉しい。
シリアスで高揚感のある音楽が良い。「ブラックアウト」はロックでキメ過ぎてる印象なのに対し、エイペックスは映画のような重厚感が感じられる。
もっと細かいところで言えば、「他のバトロワゲーの細かいストレスをいくつも解決してる」という箇所がたくさんあります。
気になる方は是非こちらの記事をご覧ください。
「エイペックス」の少し残念な点
現時点で残念な点をまとめます。
①操作感が海外仕様のままローカライズされているので、「×」ボタンが「決定」を意味している
②マップの広さに対し20チーム(総勢60人)は相当少なく、ブラックアウト等に比べ敵との遭遇率が低め。
③ミニマップが回転式に出来ない
①の「×ボタンが決定」は中々ストレスです。
PSホームや他のゲームでは大抵×ボタンがキャンセルになるので、それとは真逆な操作にイマイチ慣れません。
そして個人的にとても不服なのが、「ミニマップを回転式に出来ない」ということ。
僕はミニマップを「カーナビ」のように、自分のアイコンは常に上向きで、マップ自体が回転するという表示形式じゃないと把握できません。
大抵のFPSではマップの挙動を変更できるのに、現時点では「固定式」しか選べません。
こちらはアップデートで改善されることを期待します。
無料で遊べるバトロワFPS「APEX LEGENDS(エイペックス・レジェンド)」は他のバトロワゲーとここが違う!:まとめ
・めちゃくちゃクオリティーが高いのに無料。課金したところでスキンやコスチュームしか変わらないので実力差は生まれない。
・「レジェンド」や「全員まとめて降下」等のシステムは、明らかにチームプレイを意識しているし、エイペックスの独自性を高めている
・エイペックスは「タイタンフォール」と同じ世界線であり、タイタンフォールと同名の武器が登場する
・「ピン立て(スポット)」の操作が凄くやりやすい。しかも細かい意味合いを伝えやすい。
・いくつか不満点もあるが、アプデで改善される可能性が高い。
エイペックスは間違いなく面白いゲームです。
特に「Call of Duty Modern Warfareシリーズ」や「タイタンフォールシリーズ」を手掛けたスタッフのゲームだけあって、プレイ中の心地良さは抜群です。
間違いなく良ゲーなので、気になる方は一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
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