「今のまぐれだろ!(怒)」FPSプレイヤーが良く言う腹立つセリフ7選

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先日「「FPS」をやると本当に性格が悪くなるのか?」という記事を書いたばかりですが、今回は「FPSプレイヤーが良く言うあまりよろしくないセリフ」について書きます。

超個人的な感覚 + 偏見の固まりみたいな記事ですが、ご容赦ください。

※書き終えた後に気付きましたが、主に「Rainbow six siege」をプレイ中に耳にしたセリフが多めです。

※関連記事は最後にまとめて紹介します

腹立つセリフ①「今のまぐれだろ!(怒)」

あまり実力が無いプレイヤーが良く言います。
あり得ないような敵の神プレイで負けた場合、「まぐれ」という言葉を使って相手のスキルを否定する。

このセリフは、僕の中でTOP3に入るくらい嫌いな言葉。

勝負の世界では、まぐれだろうとなんだろうと撃ち勝った方が正義
そこを否定していては勝負じゃありません。

しかも体力が薄い瞬殺系のFPSは、「運」の要素も大きく絡む為、そういう「ラッキーキル」を最大限に活かしつつ勝利する必要があります。

もちろん自分だって「まぐれ気味なキル」を取る経験があるはずです。
なのに敵がまぐれでキルを取った場合に限って否定する。

とてもひねくれています。

ちなみにR6Sのプロリーグでは、「今のまぐれだろ・・・」と本気で思える神プレイが多々あります。
しかし彼らはそれを狙ってやってるというか、少なからず「当たる可能性がある」と踏んで実践してるので、一つの戦術だと言えるでしょう。

そう。
「まぐれ」とは、「戦術」
であれば否定することは出来ない。

「勘の良い奴」は勝負の世界では強者です。

腹立つセリフ②「そっちかー!!!(怒)」

 

ケースバイケースですが、「そっちかー!」も中々腹立つセリフ。

一旦FPS以外で例えますが、2択でも何でも無い自由回答系の問題で、答えが発表された後、「そっちかー(笑)」というタイプ
まるで「その答えも私の中では選択肢に入ってましたよ」と言いたげです。

FPSとは取捨選択が必要なゲームです。
明らかに警戒すべきではないポイントは捨て、自分の中でヤマを張り、壁の向こうにいる敵のシルエットを頭の中で想像するような、そんなゲーム。

更に、良くある状況として、「右か左、敵がどっちから出てくるか分からない」というものもあります。
これは「障害物のどちらから顔を出すか」というお互いの駆け引きです。

この手の撃ち合いで負けた後の「そっちかー!」は、確実に行動の選択肢が狭まってるので納得できます

しかし、普通に撃ち負けた後の「そっちかー」は「言い訳」でしかありません。

ただし、ほとんどの場合は選択肢が2,3個なので「そっちかー」が通用します。
だから「そっちかー」が腹立つケースはほぼ無いのですが、普段から「そっちかー」を言いすぎると、なんでもない局面でもそう言ってしまう可能性が高くなり、結果的に言い訳っぽくなってしまいます

腹立つセリフ③「今の当たってただろ!!(怒)」

確かにゲーム内の当たり判定ミスが原因で、「今の当たってたはず!」と思うことは良くあります。

しかしこれを言って良いのは「上手いプレイヤー」に限る、と考えています。

FPSのプロプレイヤーがYoutubeで「なんでこれで当たってないのー???」と言うのは凄く納得できます。
明らかに微妙なラインで弾が弾かれてます。

しかしパーティーメンバーの「今の当たってただろ!」は中々気持ちが悪い。
大抵の場合ただの「エイムミス」です。

しかし撃ち負けた事が悔し過ぎて、「今のは当たり判定がおかしかった」というニュアンスを含ませて、敵プレイヤーのスキルを尊重しないのです。

「当たり判定」はお互いに機能しています。
自分だけが当たり判定で不幸を被ってるわけではありません。

 

今思いましたが、FPSで暴言を吐く人は、得てして被害者づらする傾向にあるようです。

腹立つセリフ④(不本意TKをした後)「味方が勝手に射線に入ってきた!!(怒)」

FF(フレンドリーファイア)が有効なゲームだと、ついうっかり味方をキルしてしまうことがあります。

特にR6Sだと「敵ドローンの破壊」中に味方を撃ってしまうことがあります。

こないだパーティーメンバーの一人が、「ドローン壊してたら味方が急に射線に入ってきた!」と憤怒していました。
しかしそれはどう考えても撃った方が悪い。

「つい相手のせいにしてしまう」という気持ちも分かりますが、加害者になってしまった以上、被害者づらは許されません

しかし、本当に射線に勝手に入ってくる未熟なプレイヤーも居ます。
(僕もたまにやってしまいます)

そういう本当の事故もありますが、むしろそれもFPSの醍醐味。
おかげでスリルが増幅します。

僕の場合、TKしたり、されたりした場合、まずは「やっちゃった・・・」と一旦がっかりします。笑
で、冷静に考えて「自分に否が無かったかも」と思えてきても、「味方の挙動を想定していれば起きなかった」と、あり得る範囲で反省箇所を見出します。

というわけで、仮にそれが冤罪だとしても、加害者になってしまった以上、死んだ相手に罪をなすり付ける発言はあまり快くありません

腹立つセリフ⑤「今の行けたっしょ笑」

含み笑い系の煽りから滲み出る性格の悪さ。
基本的に仲間内でしか言われないセリフですが、このセリフもクッソ腹立ちます。

以前、盾持ちオペレーターの背後を取りましたが、こちらのエイムミスで返り討ちに遭ってしまいました。
その一部始終を見ていたパーティーメンバーがヒトコト。

「今の行けたっしょ笑」

仮に彼が有名なFPSプレイヤーで、彼のFPS講義を僕が受講しているくらいの崇拝度ならまだ納得できます。
しかし彼は一般プレイヤー。

当然のようにミスをすることがあります。
にも拘わらず、人のミスに対し「今の行けたっしょ笑」。

 

確かに、実際に味方のプレイを閲覧中は、「こうすればいいのに!」という考えが過り、味方がそれとは逆のことをして負けた場合、観ている側も悔しくなります。

しかし実際に戦ってる側は緊張してます
それもあって、必ずしも想定通りには行きません。

だから「今のは行けないとおかしい」みたいなニュアンスのセリフはあんまり好きじゃありません。

腹立つセリフ⑥「クソが・・・」

ゲームに限らず、「クソが」発言は中年男性に多いです。

ウチの父親も良く言ってました。

また、以前ある会社の上司が「“クソが”は家で良く言う。」と言ってました。
なんでも、「あまりにムカついて、悪態就きたいけど、怒号を飛ばしたいわけでは無い。そんな時、“クソが”は言いやすい。」らしい。

確かに「この野郎!」とかよりは「自分1人で完結」してる分マシだと思います。
しかしやっぱり心地良いものでは無い。

たぶん僕くらいの世代は、上の世代が良く「クソが」と言うのを聞いてきました。
そして僕らにとって、年代的に彼らは「父親」や「上司」であることがほとんどなので、それなりに影響を受け、萎縮してきたと思います。

だからこそ「クソが」が特に嫌いなのかもしれません。
僕は「クソが」は一生使わないでしょう。

代わりに「マジか(唖然)」を良く使います。

腹立つセリフ⑦「はぁー?もう、なんでぇー???(怒)」

「なんでぇ??」系の発言はまだ可愛い方ですね。
軽くお腹が立ちますが全然許せます。

結局のところ、キルされた時に何か言いたいんです。
カッとなりますからね。

今までのケースでは、
システムのせいにする→「今の当たってただろ!」
偶然のせいにする→「まぐれだろ!」
“そっちから来ることも分かってましたよ”系の雰囲気にする→「そっちかー!」
などの言い訳で乗り切ってきましたが、いよいよ何も無い時はこれ。

「なんでぇ?!?!?!」

 

聞く側からすると中々鬱陶しいですが、前回の記事でも書いたように、FPSプレイヤーとは「人間の醜い部分を発散してスッキリしようぜ」という発想の集団だと捉えているので、この程度は許しています。

「今のまぐれだろ!(怒)」FPSプレイヤーが良く言う腹立つセリフ7選:まとめ

書いててスッキリしました。笑

悪態をついてしまうのは仕方が無いかもしれませんが、冷静に考えれば「言い訳」でしか無い場合がほとんどです。
「どうやったら撃ち勝っていたか」を冷静に分析し、次回に生かしましょう。

ちなみに「インターステラー(2014)」という映画で、「現象には理由がある」というセリフが登場しました。

本当はもっと長いセリフなのですが、全く持ってその通りです。

どんなまぐれでも、奇跡でも、物事には繋がりがあります。
そこを分析し、次回はその手法をこちら側で利用するプレイヤーが上達します。

悪態だけで終わらせず、それを次回に生かせるプレイヤーこそ、マジでかっこいい。

おしまい。