PS4にて、どうしても「スティック押し込み」の操作にストレスを感じた為、背面ボタンが使用できるサードパーティー製コントローラー「レボリューション プロ コントローラー2(以後“nacon”)」を購入しました。
背面ボタンに「スティック押し込み」を割り当てれば、操作がかなり楽になります。(特にR6Sのリーンで化ける)
ちなみに僕はあの神コントローラー「Xbox one Elite Controler(通称“エリコン”)」も持っていた為、背面ボタンのありがたみは重々理解しています。
そして実際にnaconを握ってみてビックリ。
噂通り本当に背面ボタンが使いづらい。
覚悟はしていましたが、それを余裕で超えてくる扱いにくさ。
目次
naconの背面ボタンはお飾りでしかない

naconの背面(M1~M4と書かれてるのがプレイ中に使う背面ボタン)
レビューを見ると、「背面ボタンが押しづらい」という事ばかり書かれており、「そもそも背面ボタンを使わない」というユーザーも多いようでした。
しかし僕は背面ボタンが欲しくてnaconを買いました。(使いこなせるという根拠の無い自信があった)
少なくとも「スティック押し込み」は全て背面に割り当てたい。
そしてnaconが実際に届き、しばらく使ってみた結果・・・
「どう足掻いても背面ボタンは使えない」という結論に至りました。
いやマジで。
慣れようと数日間努力しましたが、日本人の標準的な手付き・筋肉では直感的な操作が不可能。
ボタンの位置が不自然過ぎる。
何故使いにくいのか?
naconの背面ボタンはリーチがありません。
通常、コントローラーをグリップ中、小指や薬指はリラックスしてる状態だと思いますが、naconの背面ボタンは、全ての指でコントローラーをしっかり握っている前提の場所にあります。
しかし実際にはそんなに力強くコントローラーをグリップする訳が無いので、背面ボタンを使おうとするとかなり体力を使います。
また、これは僕の握り方の問題ですが、いわゆる「モンハン持ち(右手人差し指を手前側に持ってきている)」の場合、背面ボタンの使用難易度がさらに上がります。

モンハン持ち
この場合、右手で背面ボタンを押そうとすると、小指か薬指を使うことになります。
僕には無理でした。
(ちなみにエリコンだと、背面ボタンが“パドル”になっており非常に押しやすかったため、モンハン持ちでも十分に背面パドルを押せました)
さて、ノーマルのnaconでも、唯一「左下」のボタンだけは押すことができました。(中指を使用)
しかし僕は「せめて背面ボタンを2つ(左下と右下)使いたい」と考え、あるカスタマイズ(超簡単)を施しました。
というわけで次項から本題です。
解決策:背面ボタンに立体感を持たせたら、かなり使いやすくなった

背面ボタンを割りばしで延長
※このカスタムを施すと、上側(M1、M2)のボタンが完全に押せなくなります。
見てください。
この不格好な感じ。
しかしこのカスタムを施すことで、満足に使えない背面ボタンをノンストレスで押せるようになりました。
・瞬間接着剤(ゼリータイプがオススメ)
・割りばし(厚みがあるものならなんでもOK)
これだけ。
瞬間接着剤は、サラサラしたタイプだと背面ボタンまで流れてしまい、ボタンが固定される可能性があります。
だからゼリータイプがオススメ。
「割りばし」はたまたま家にあったので工作して使いましたが、「サイコロ」とかがたぶん良い感じです。
1cm角くらいの手触りが良い正方形があればそれが一番良い。
作り方は簡単。
まずは割りばしを切ったりくっ付けたりして、1cm角みたいなものを作ります。
そしてそれを背面ボタンにくっ付ければOK。

この位置にくっ付ける
接着剤が乾くのを待ちましょう。
接着剤は、乾くまでの間に結構垂れます。
もしコントローラーを裏返しのまま放置していたら、接着剤が垂れて背面ボタンそのものを固定してしまう可能性があります。
そうなってしまったら面倒なので、接着剤を付け過ぎないようにして、また、乾く間、naconは表を向けておきましょう。
「背面ボタンの延長」をするだけで、めちゃくちゃ押しやすくなった

背面ボタンが押しやすい!
R6Sで、ADS中に左右高速リーンがめちゃくちゃ簡単に出来るようになりました。
また、「左スティック押し込み」を背面ボタンに割り当てたことで、ダッシュ→キャンセル→ダッシュの繰り返しをかなり細かい頻度で行えるようになりました。
とりあえずめちゃくちゃ快適です。
写真の通り、左手は比較的力が乗りやすい中指を使ってますが、右手は非力な薬指を使ってます。
だから確かに右手の方が少し押しにくいですが、それでも以前より100倍マシ。
めっちゃ嬉しい。
naconの背面ボタンが使いづらい原因は正に僕の読み通りで、「背面ボタンの長さが足りない」が答えでした。
だからそれを物理的に伸ばしてあげれば使いやすくなります。
見た目は確かに貧乏くさくなりますが、その辺りはご愛敬。
むしろ自分好みの装飾を施せば、更に愛着が湧くことでしょう。
僕は割りばしを使ったので木の温もりを感じるデザインになりました。
デメリットとして、上側のボタン(M1、M2)が完全に押せなくなる
「押せなくなる」というより「押しにくくなる」が正解です。
元々上側のボタンは押しづらく、更にそれを今回のカスタムで押しづらくするので、上側ボタンを自然に押すのはほぼ不可能になります。
そもそも上側ボタンが硬すぎる為、背面上ボタンを押す際は、その瞬間だけグリップ力をグッと強める必要があります。
さすがにこれを解決する方法は見つけられませんでした。
naconを使用するにあたり、「背面上ボタン」は完全に捨てても良いのかもしれません。
恐らく製作者も、「話題性の為に一応背面4ボタンにしたけど、徹底的にコストカットしたから押すのはぶっちゃけ難しいよ」と考えてるのかもしれません。
クッソ押しづらい「nacon プロコン2」の背面ボタンを、たった5分で押しやすくする方法:まとめ
今回のカスタムは、「接着剤」という古典的で取返しが付かない素材を使用するので、抵抗があると思います。
しかしその対価は最高。
僕が「スティック押し込み」を使うことはもう無いでしょう。
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