【星3】nacon「アンリミテッド」レビュー。使用感を徹底解説

この記事はたぶん 6 分で読めます。

メーカー「nacon」のプロコントローラー「レボリューションアンリミテッドプロコントローラー」の特徴や使用感(レビュー)を紹介します。

※商品名がクッソ長いので以下「アンリミテッド」と略します

今までは「【星4】nacon「レボリューション プロ コントローラー2」レビュー。使用感を徹底解説 | やるゲーブログ」を使っていたのですが、上位版の「アンリミテッド」が新たに発売されたので、APEXの上達目的で買ってみた、という感じです。

では、2か月近く使ってみたので、レビューを書いていきたいと思います。

この記事はこんな人にオススメ

・プロ仕様コントローラーは高価格なので、絶対に失敗したくない

・100%自分に合うコントローラーを使いたいから、細かい情報が欲しい。

・「レボリューションアンリミテッドプロコントローラー」の使用感、機能性を細かく知りたい

価格 ★★☆☆☆(旧式よりだいぶ高い)
使いやすさ ★★★☆☆(PS4純正コンとはだいぶ違うのでかなりの慣れが必要)
耐久性 ★★★☆☆(使用2か月前後なので暫定値。今のところ問題無し)
総合評価 ★★★☆☆

※耐久性の判断がまだ付かないので、そこは一旦「3」と評価しています。

レボリューションアンリミテッドプロコントローラー:商品概要

ジャンル プロコントローラー
メーカー nacon
価格(執筆時点) 24,348円
商品販売ページ Amazon.co.jp
セット一覧(専用ケース、USB TypeCコード、重り/交換用スティックヘッド、無線受信機、クロス)
セット一覧(専用ケース、USB TypeCコード、重り/交換用スティックヘッド、無線受信機、クロス)

こんな人にオススメ

・背面ボタンを使いたい

・PC用のコントローラーが欲しい

・ボタンレイアウトを自分好みにカスタマイズしたい

・スティック入力値も自由にカスタマイズしたい

特長

特長

Bigben Interactiveがプロのeスポーツプレイヤーと共同で開発した「Nacon プロコントローラー」の最新モデルです。
『レボリューション プロ コントローラー2』をベースに、更なる機能追加・グレードアップを図り、様々なジャンルのゲームユーザーのポテンシャルを最大限に引き出します。

下位版の「プロコン2」よりもパワーアップした点は、

・無線接続可能
・スティックヘッドの取り換えが可能
・コントローラー側で、マイクのMUTE設定やゲーム音声のボリューム設定が出来る

辺りが分かりやすいです。

 

その他はプロコン2にもあった機能だったり「好みの問題」だったりで、レベルアップしたとは言いにくい点も多いですね。

公式のYoutube動画で詳しく紹介されているので、機能を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

良い点

・ボタンマッピングに何の制限も無いので、ゲーム内でのマッピングでは物足りない人にはオススメ

・スティック感度も自由に変えられる

・背面のショートカットキーがとても便利

・無線接続も凄く安定してる

・PCでもしっかり使える(筆者の最近の主戦場「Steam版APEX」でもバリバリ使える)

PS4公認なので、デバイスチート扱いにならない

気になる点

・価格が高い(下位版のプロコン2は安さが魅力だった)

・背面ボタンがやっぱり押し辛い

・本体やスティックが滑りやすく、少しグリップし辛い

・全てのボタンがPS4純正コンに比べ硬い

「気になる点」については「プロコン2」とほぼ同じです。
「背面ボタンの押しづらさ」とか「ボタンの硬さ」はたぶん改善する気が無いのでしょう。

背面ボタン

背面ボタン

「アンリミテッド」は、 プロコン2同様背面にショートカットキーを4つまで設定できます。
たぶん一般的な握り方であれば左右それぞれの「中指」「薬指」で押すことになると思います。
(筆者は“モンハン持ち”なので、右手は薬指と小指を使っています)

さて、この背面ボタンの個人的な評価ですが、相変わらず低いです。

前作とはまた違うベクトルで押しにくい。

コントローラー系の記事では毎度語っていますが、筆者は以前「Xbox Elite Controller」という最高のコントローラーを使っていたので、それに比べると鬼のように押しづらい。

しかし筆者は背面ボタンを酷使したいので、前回の「プロコン2」同様「背面ボタンに衣服用ボタン等の小物を接着して物理的に押しやすくする」という片道切符の工作を施しました。

この手のカスタムは保証対象外になるはずなので、オススメはしません。
ただ、「こういう事をしないとマジで使えない(くらい押しにくい)」ということだけでも知っておいてもらいたい。

セットアップソフト

セットアップソフト

REVOLUTION PRO CONTROLLER 3 – NACON Gamingでソフトウェアをダウンロードし、そのソフト内でコントローラーの設定を行います。
(プロコン2のソフトは使えません。全くの別物です)

設定項目は旧式と特に変更ありません。

・左スティックの感度/デッドゾーン
・右スティックの感度/デッドゾーン
・ボタンマッピング(ボタンレイアウト)
・トリガーボタンの入力値/デッドゾーン
 

上記のような設定を4つまでプロファイリングでき、コントローラー側でいつでも切り替えが出来ます。

また、全体設定として

・LED色の変更
・振動のON/OFF、または強弱の設定

等が可能。

唯一、「PCソフトを使わず、コントローラーのみでボタンマッピングを変更できるようになった」という仕様が「アンリミテッド」に追加されたみたいなので、こちらは近いうちに専用記事で解説したいと思います。

スティックヘッド

スティックヘッド(外した状態)
スティックヘッド(外した状態)
カチっと押し込めばすぐに機能する
カチっと押し込めばすぐに機能する

「プロコン2」はスティックヘッドの取り外しが出来ませんでした。
しかし今回は選択肢があります。

・丸形
・凹み型

の2パターンから選べます。
筆者はスティック延長アタッチメントを装着しているので、凹み型の方を使っています。

↓使ってるスティック延長アタッチメント

Amazonレビューの中に一件、星1で「スティックがグラついてる動画」がアップされていました。
それが不良品である可能性もありますが、筆者がスティックの調整をしていたところ、まったく同じ現象が発生しました。

しかしスティックヘッドが「カチッ」と鳴るまでしっかり押し込んだら、無事正しい挙動に戻りました
あの動画が本当に不良品の可能性もありますが、もしスティックのグラつきを感じたらしっかり押し込む事で直るかもしれません。

前面ボタン

前面ボタン

プロコン2やPS4純正コンと全く同じレイアウトです。
ボタンが硬く押しにくい点がデメリットですが、長期間使用による緩みに期待しています。

アンリミテッドの特徴を強いて言うとするならば、センターの「PS4ボタン」に出っ張りが無い為、少し押しづらくなったかなという程度です。
(たぶんミスタッチを防ぐための配慮)

LRトリガー

LRトリガー

「L1/R1ボタン」は、押すと「カチっ」というクリック感が感じられます
個人的には押しごたえがあって好きですね。

「L2/R2トリガー」は、形状的にはプロコン2より少し押しやすいかなという気はします。
(たぶん好みの問題)

【星3】nacon「アンリミテッド」レビュー。使用感を徹底解説:総評・まとめ

【星3】nacon「アンリミテッド」レビュー。使用感を徹底解説:総評・まとめ
ボタンのクリック感とか、背面ボタンの使いやすさ等の点で少しだけ「アンリミテッド」の方が上回るので、筆者はアンリミテッドを使い続けますが、「初めてのプロコン」とかであれば、コスパに優れた「プロコン2」で良いと思います。

Apexのようにキャラコンが激しいゲームは特に背面ボタンの重要度が増すので、背面ボタンが気になる方は是非プロコンデビューしてみてください。
慣れたら世界が変わりますよ。

↓今回紹介した商品

↓下位版のプロコン2(生産終了?しているようで品切れが多い)

↓nacon プロコン3というものも出ていた。形状はほぼ「アンリミテッド」で、プロコン2並みに安い。今はこっちが主流かも?